【はす芋(ずいき)とタコの酢の物】未知の食材を使ったレシピを紹介

みなさん、はす芋って知ってますか?私も大人になるまでこんな野菜があるなんて知らなかったのですが、歳を重ねるにつれてこの野菜のことがとても好きになりました。

はす芋は里芋と同じサトイモ科サトイモ属の植物です。サトイモは主に根の部分を食べるのですが、はす芋は根が大きくならず、根は食べられませんが、葉柄部分、いわゆるズイキ(茎の部分)のみを食べます。

はす芋は生のまま塩をして絞ったものはサラダに加えたり、ジャコなどと和えるとシャキシャキとした食感が楽しめてとても美味くいただけます。さっと茹でたものは色合いも良く、ドレッシングなどを絡めると食べやすいです。

はす芋とタコの酢漬け

材料

はす芋・・・2本
茹でタコ・・・・足2本

砂糖・・・大さじ2
酢・・・・大さじ3

作り方


①1メートル近く成長した植物を30センチほどに切り、皮をゆっくり剥いでいきます。すると、パフパフした穴あきのスポンジみたいな…切ると表面はこんな感じ。

コレ本当に野菜?って思うのですが、食べてみると美味なんですよねー。


②はす芋を3センチぐらいの長さに削ぎ取りをして、塩を小さじ一杯ふるって混ぜておきます。


③5分ぐらいおいて、このはす芋ぎゅーっと握って水切りします。絞ったはす芋を砂糖と酢を混ぜたものの中に入れます。


④茹でタコを薄くスライスします。(今回は冷凍保存したものを使いました)③の中にスライスしたタコを入れて出来上がり。

はす芋のアレルギー??

はす芋には「シュウ酸カルシウム」という針状結晶があるため、サトイモや山芋などの皮を剥いでいる時に手にかゆみが起きたりかぶれが起きたりする現象と同様のことが起こります。

また、はす芋アクが強いため、料理の際はアク抜きをしっかりと行う必要があります。食べると喉にイガイガ感を感じたりかゆみやかぶれを引き起こす方もいます。

体質的にアレルギーとなっている場合もありますので時間が経過しても解消されない場合は病院を受診しましょうね。

注意!これだけは知っていてほしい!!

はす芋の皮を剥ぐときに注意してほしいのが、必ずビニールの手袋をして作業をしてくださいね。コレをしないまま作業をしてしまうと、後から手がかゆくなって我慢できなくなります。私ははじめこのことを知らずに作業をしてしまい、とても痒くて後悔してしまいました。

はす芋の栄養価

はす芋の栄養価にはタンパク質や食物繊維、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ビタミンKなどを含み、はす芋(ずいき)の皮の表面付近にはアントシアニンという抗酸化作用のある成分が含まれています。

この食物繊維には不溶性食物繊維が多く含まれているため、身体に有害な物質を吸着する性質があります。一緒に便として排出する働きもあるので便秘を解消したい方にぴったりですね。

はす芋はどんな料理に使える?

はす芋は煮物や汁物にもってこい!

味噌汁の具としてもお味噌ととても相性が良いです。夏から秋にかけてのお味噌汁の具はこれが一番多くなりますね。軽い煮物も、煮汁をたっぷりと吸ってとても美味しいです。

はす芋はおひたしに!

歯ごたえが独特で出汁の味次第で、上品な一品になります。お酒の箸休めに!

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